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昨晩早寝のおかげで日の出とともに起床。
まずは朝風呂へ。昨日の曇り空とはうって変わって快晴。露天風呂が気持ちいいです。 じっくり汗かいたらアルコールが抜けるよう。 本日も島内観光。昨日の運転手さんに連日ガイドしてもらいます。 佐渡島は大佐渡山地を擁する北西部と小佐渡丘陵のある南東部、そしてこれを結ぶ国仲平野 の三地勢から成っており海岸沿いに1周すると約250kmとのこと。けっこう広いんですね。 最高峰は大佐渡山地の金北山(1,172m)。これもけっこうな高さじゃないですか。 北西部の海岸は日本海に開け、南東部の港は新潟まで約40kmと内海のようなもの。この日は 両方の海岸を短時間のうちに見比べることができましたが、湖のように穏やかな南側とうねりの押し 寄せる北側の違いはまさにハワイ。ワイキキとノースショア並みの違いです。 北側の海でオーバーヘッドの波に乗るローカルの方々を見ましたが、関東人には想像もつかない 厳しい冬が訪れる前の秋のひと時、心から波を満喫されてましたね。 現在の島の人口は6万5千弱。正直に見たままの感想を言えば、いわゆる過疎の町です。 佐渡金山が江戸の金蔵として管理されていた頃は20万の人口を抱えていたということで、同時期 江戸自体が100万人程度の人口ですから、往時の賑わいはいかばかりだったことか。 当時の面影を偲ぶよすががありはしないかと思いましたが、残念ながら厳しい自然環境の中、木造 建築の寿命も短くなるのが道理ですので、建築物等で現存するものは非常に少ないようです。 ただ一箇所、指し示された建物の軒下飾りに、かつての遊郭の面影があるばかり。 島という宿命がある以上、内地の過疎化と比較しても安直な解決は見出しにくいのが現実でしょう。 とても豊かな自然と、栄華に彩られた歴史のある場所。 淡い秋の日差しに過去と現在が強烈なコントラストを描く島でした。
by blues-wagon
| 2008-10-29 23:12
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